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映画「湯を沸かすほど熱い愛」あらすじと感想※ネタバレ注意【涙腺崩壊】

こんにちは、みつはです。

映画「湯を沸かすほどの熱い愛」のあらすじと感想を感想をお伝えします。
※ネタバレを含みますのでご理解ください。

また、記事の最後で「湯を沸かすほどの熱い愛」を
無料で見る方法も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

映画「湯を沸かすほどの熱い愛」から学んだことは
『 与える人になりなさい

日本で2014年に発売された「GIVE&TAKE」という本をご存知でしょうか。
(24カ国語以上で翻訳され、世界中の人びとの「働く意義」を変えたといわれる大ベストセラー)

この本のメッセージは「与える人」こそ、幸せな成功者となる

まさに映画「湯を沸かすほどの愛」の主人公である幸野双葉(宮沢りえ)の人柄・人生が、与える人とは?与えるということは?を教えてくれる人物でした。

出演されてる役者さんも最高で、その演技に引き込まれて、涙腺崩壊の映画です。

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映画「湯を沸かすほどの熱い愛」作品情報

出典:テレビ東京公式 TV TOKYO『湯を沸かすほどの熱い愛』

◆ 日本公開 ◆
2016年10月29日

◆ 動画配信サービス ◆
U-NEXT

◆ 脚本監督 
中野量太
「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016)で商業デビュー
大学卒業後、日本映画大学に入学して映画制作について学び、卒業制作「バンザイ人生まっ赤っ赤。」(2000)がTAMA NEW WAVEグランプリなどを受賞。12年に撮った自主長編映画「チチを撮りに」はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で監督賞を受賞し、ベルリン国際映画祭に招待される。その他の監督作は「長いお別れ」(2019)、「浅田家!」(2020)など。

◆ 第40回日本アカデミー賞 
【全5部門受賞】 優秀作品賞・優秀監督賞(中野量太)・優秀主演女優賞(宮沢りえ)・優秀助演女優賞(杉咲花)・新人俳優賞(杉咲花)

◆ キャスト 
宮沢りえ(幸野双葉)、杉咲花(幸野安澄)、篠原ゆき子(酒巻君江)、駿河太郎(滝本)、伊東蒼(片瀬鮎子)、松坂桃李(向井拓海)、オダギリジョー(幸野一浩)、ほか

映画「湯を沸かすほどの愛」あらすじ※ネタバレ注意

注意
ココから先は、ネタバレを含みます。ストーリーの内容を知りたくない方は、この先の閲覧はご遠慮いただき、本編をご覧いただくことをおすすめします。
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「湯を沸かすほどの熱い愛」はじまり

出典:テレビ東京公式 TV TOKYO『湯を沸かすほどの熱い愛』

湯気のごとく店主が蒸発しましたので
当分の間お湯は沸きません
幸の湯

この貼り紙から物語は始まる。

銭湯を営む幸野家は、1年前に父(オダギリジョー)が「パチンコに行く」と言ったきり帰ってこないため、銭湯はずっと休業状態。母の双葉(宮沢りえ)は持ち前の明るさと強さで、パン屋さんでパートをしながら娘のあずみ(杉咲花)を育てていた。

そんなある日のこと、双葉がパート先で突然倒れてしまう。

医者から告げられたのは余命2か月。
ここで初めて癌が発覚し、ステージ4まで進行していた。

余命を宣告され、銭湯のお湯の入っていない浴槽の中で絶望に暮れる双葉。
時の流れを感じないほど、何時間もそこで泣き崩れ過ごした。

20時をまわっても家に帰ってこない双葉。
あずみは空腹で限界でお母ちゃんに電話をする。

娘の電話に出た母はいつも通りの対応・声で話す。
「ごめん、ごめん、もうそんな時間か」と。そして今後のことを決意したかのように言う。

「よし、決めた!母ちゃん今から家に帰って、美味しいカレーをあずみに作る!」
愛する人のために、前を向いて進んでいく。そんな想いと、母の強さを感じる言葉だった。

あずみはそんな母に「もう少し待てる、ゆっくり気を付けて帰ってきてね」と返す

(強くて素敵な母と、弱虫だけどとってもいい子の娘の関係性にほっこり、温かい気持ちになるシーン)

「湯を沸かすほどの熱い愛」母の決意

余命2か月と宣告された双葉は、残された人生で、家族のためにするべきことを実行していく。

1つ目】夫を見つけ、銭湯を再開させ、家族で暮らすこと

双葉は探偵を雇い、夫を見つけ出すことに成功。
相当若い女性と暮らしていると言われた家に向かう。

そこで「もう長くは生きられない」ことと
銭湯を再開させるため一緒に暮らすことを提案。

事情を知った一浩(夫)は、別の女性の連れ子と一緒に暮らしていた小学生のあゆこ(伊東蒼)と双葉とあずみの住む家へと戻る。

突然のことに、あずみは受け入れることが出来なったが、
徐々に受け入れていき、4人での生活をスタートさせる。

「働かざるもの食うべからず」

一浩、双葉、あずみ、あゆこの4人で協力しながら銭湯を切り盛りしていく。

出典:テレビ東京公式 TV TOKYO『湯を沸かすほどの熱い愛』

【2つ目】あずみを強くすること

気が弱くナメられがちな娘のあずみは、学校でいじめられていた。

「負けちゃダメ!立ち向かわなきゃダメ!」という母の教えの通り
からだ中を絵の具で汚されても、頑張って毎日学校に通っていた。

しかし、その日はあずみの制服が盗まれてしまう。
これには立ち向かう勇気はなく「学校に行きたくない!」と母に訴える。

双葉は「たくましく生きていってほしい」という想いから
あずみを強引にベットから起こして学校に行かせようとする

「わたしは、お母ちゃんみたいに強くない!」
そんな娘に母は「お母ちゃんもあずみと変わらないよ」と言い部屋を出ていく

2時間ほど経って、あずみが学校へ行ったと一浩から報告を受け安堵する母。

体操服姿で学校に行ったあずみは、席に着くなり、体操服を脱ぎ、下着姿になる
先生に「今すぐ体操服を着なさい」と言われたことに対して
あずみは「いやです。だって今は体育の時間じゃないので」と返す。

今は体育の時間じゃない。
という言葉は、制服を隠しいじめていた子達が、あずみに言っていた言葉。

中学生の彼女らしい、不器用な強さとたくましさで立ち向かい、勝ちを掴んだ瞬間だった。

その日、制服姿で家に帰ってきた、あずみ。
ずっと外で待っていた母は「勝ったんだ」と娘を強く抱きしめる。

注意
ここから先は、けっこうなネタバレになります
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出典:テレビ東京公式 TV TOKYO『湯を沸かすほどの熱い愛』

【3つ目】あずみに本当の母親のことを伝えること

通常の生活をするには双葉の体に限界が来ていた頃、ふたば・あずみ・あゆこの3人で旅行へ行くことにする。その旅の中で、本当のことを全部はなすと決意して、双葉は出発する。

旅の道中で北海道出身と名乗るバックパッカーの拓海くん(松坂桃李)に出会う。
家族とうまくいっておらず、生きる目標・目的を見い出せず、何もかもがどうでもよくなっていた拓海くん。そんな彼に双葉は「そんな人と一緒にいるとヘドが出る」と突き放す。

ただ、人の悲しい気持ちが痛いほど分かる双葉は「あなたにはやることがある!今から日本の最北端に行くこと!」と目標を与え、拓海くんを強く抱きしめ、北海道の旅へと送り出す。

「旅が終わったら報告します」という拓海くんに「なるべく早くね」と伝えるシーンは印象的だ。

3人は旅の目的の1つでもある高足ガニを食べにお店を訪れる。
そこでは、耳が聞こえない店員さんが注文を取ってくれた。
若くて、笑顔がはじげるかわいらしい女性だった。

子供たちを先に車へ戻らせ、お会計をする双葉。
そして帰り際、その店員さんにビンタをする。

そう、この人が、あずみの本当のお母さんなのである。

毎年、4/25に足高ガ二を送ってくる人
あずみが、そのお礼の手紙を書いていた人

本当の母に会わせるため、話をさせるため
わざとその場所を選んだ双葉。

あずみは話を聞かされた時、信じられない・信じたくない想いで胸が張り裂けそうだったが、母は無理やり娘を車から降ろし「夕方には迎えにくるから」と、その場に置き去りにし、去っていくのである。

呆然とするあずみの前に、本当の母親である君江(篠原ゆき子)がやってきて
「あなたは、あずみちゃん?」とホワイトボードに書いて尋ねる。
あずみは手話で「うん」と返事をする。

あずみは手話ができた。なぜなら、お母ちゃんが、いつか必ず役に立つから勉強しておきなさい。と教えられてきたから。

ふたりは、高足ガニのお店で一緒の時を笑顔で過ごした。

「湯を沸かすほどの熱い愛」やり残した最後のこと

するべきことを終えた双葉は「つかれた~」とひとこと。
倒れてしまい、そのまま入院することになった。

そんなある日、夫を探し出すために依頼していた探偵の滝本さん(駿河太郎)が病院を訪れて「お母さんが見つかりました」と報告をする。

双葉もまた、小さい頃に母に置いてきぼりにされ、それ以降は母とは会っておらず、ずっと会いたいと思っていたのだ。

死を間近にした双葉は、母はもう死んでいて、そこに私も行くから寂しくないんだ。と思っていた矢先の話だった。双葉は居ても立ってもいられず、すぐに実の母親に会いに行った。

しかし、実の母親は今、孫も居て幸せな生活を送っていた。
娘が会いたがっていることを伝えても「そんな子、わたしは知りません」と言われてしまう。

ひと目だけでも、母の姿を見たいと願う双葉は、家の窓を覗く。
幸せそうに孫と遊ぶ姿をみて、玄関に置いてあった犬の置物を投げつける。

「湯を沸かすほどの熱い愛」おわり

出典:テレビ東京公式 TV TOKYO『湯を沸かすほどの熱い愛』

幸の湯に変化が起きていた。

女3人旅で出会った拓海くんが、銭湯で住み込みで働くことになった。
あずみの実の母である君江さんも週に3回ほどあずみを訪ねるようになる。

あずみは毎日、あゆこも行ける時は必ず母のお見舞いに行っていた。
夫の一浩はお見舞いには行かず、ふたりに様子を聞くばかりだった。

そんなある日、一浩はあずみに土下座をしてお願いをする。
その夜「窓の外を見てみて」と双葉にメールが届く。

窓の外を見るとそこには
一浩・あずみ・あゆこ・君江・拓海・滝本(滝本さんの娘)がピラミッドを作っていた。

新婚の頃、双葉は一浩に「ピラミッドが見たい」と伝えていた。
なにひとつ彼女の希望に応えてあげられなかった夫の精一杯のありがとうとごめんねの表現だった。

一浩は「おれがみんなを支えるから安心しろ!任せろ!」と叫ぶ
それを聞いた双葉は「死にたくない、生きたい、、」と泣き崩れる

それから時が経ち、双葉は話すこともままならない状態となっていた。
その日もお見舞いに来ていたあずみは母に幸野家で起きていることを話す。
「そろそろ、帰るね」と言うと、母が何か伝えようと必死に声を出そうとします

あずみは必死に涙をこらえながら笑顔で
「お母ちゃんをひとりにしないから大丈夫だよ、ありがとう、ありがとう」と伝える。

それから数日後、双葉は永遠の眠りについた。

お葬式は幸の湯(銭湯)で行った。
双葉は、富士山の前で、たくさんのキレイなお花に囲まれて安らかに眠っていた。

親族との最後のお別れをした後、滝本さんが運転する霊柩車に乗る双葉。
あずみたちもそれに続く。

着いた先は川のほとり。
そこでみんなでお弁当を食べて笑っている。

それから幸の湯に戻り、みなんで銭湯のお風呂に入っている。
「あったかいね~」
「うん、とってもあったかい」
といいながら、、、

「湯を沸かすほどの熱い愛」感想

双葉は与え続けた人でした。
見返りを求めず、大きな愛で与え続けたからこそ、たくさんの人の愛された人でした。

このシーンで滝本さん(左)が言うんですよね
「あの人のためなら、何でもしてあげたいって思うんですよね。それって、してもらっていることの方が多いってことなんですよね。」って。

出典:テレビ東京公式 TV TOKYO『湯を沸かすほどの熱い愛』

自分の利益のために動いても、人の心は動かないし、離れていきます。
相手のために行動するからこそ、人の心は動かされ、今度はその人のために何かできることはないか。を見つけ行動に移していくのだと。そんなことを改めて教えてくれる映画でした。

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出典:UNEXTマイページ

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出典:UNEXTマイページ
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まとめ

『与える人になりなさい』

大きな愛をもって、与える人になれたらいいな。
そんなことを教えてくれる映画でした。

1人でも多くの人に見てもらいたい映画のひとつです。

涙が止まらないので、ティッシュを用意して見てくださいね♪

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